2008.05.13 Tue
見送る時を
日曜日に、しばらく会っていなかった知人と、
晩ごはんを食べました。
彼女は女優を志し、色々な場所にエキストラとして顔を出しながら、
自主制作映画に出たりして、演技を磨いているようでした。
そんな彼女と会い、華やかな話しを聞くのは楽しかったのですが、
今回は様子が違いました。
彼女は生活のため、クラブで働くようになり、
服装や身振り、笑顔まで、大げさになっていました。
わたしは少し驚いていたのですが、
それでも、そういう要素も女優には必要なのかもしれない、
これも一種の成長なのかも、と思いました。
しかし、話しを聞いていくうちに、
これは演技を磨くため、というよりも、
ただ、過剰の中に生きているだけなのかもしれないと感じました。
テンションを上げるだけ上げて、お世辞と嘘ばかりの仕事を乗り切り、
本当にやりたいことが評価されない、苛立ちを常に抱えて。
綺麗だった肌にはあばたと皺ができ、
いつも優しかった口調には、鋭さが増していました。
そんなんじゃ、今、怖いでしょう。
そう聞くと彼女は笑いながら怖い、怖いと云いました。
分かってるなら止めれば、とは云えなかった。
云うべきだったのか、今も分かりません。
別れ際、おそらく生涯で一番引き止められました。
何とかなだめて手を振りました。
また会おうね。
本当に、絶対にね。
晩ごはんを食べました。
彼女は女優を志し、色々な場所にエキストラとして顔を出しながら、
自主制作映画に出たりして、演技を磨いているようでした。
そんな彼女と会い、華やかな話しを聞くのは楽しかったのですが、
今回は様子が違いました。
彼女は生活のため、クラブで働くようになり、
服装や身振り、笑顔まで、大げさになっていました。
わたしは少し驚いていたのですが、
それでも、そういう要素も女優には必要なのかもしれない、
これも一種の成長なのかも、と思いました。
しかし、話しを聞いていくうちに、
これは演技を磨くため、というよりも、
ただ、過剰の中に生きているだけなのかもしれないと感じました。
テンションを上げるだけ上げて、お世辞と嘘ばかりの仕事を乗り切り、
本当にやりたいことが評価されない、苛立ちを常に抱えて。
綺麗だった肌にはあばたと皺ができ、
いつも優しかった口調には、鋭さが増していました。
そんなんじゃ、今、怖いでしょう。
そう聞くと彼女は笑いながら怖い、怖いと云いました。
分かってるなら止めれば、とは云えなかった。
云うべきだったのか、今も分かりません。
別れ際、おそらく生涯で一番引き止められました。
何とかなだめて手を振りました。
また会おうね。
本当に、絶対にね。
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